「眠りの悩み」は千差万別・発生する状態はただ一つ

眠る女性

人はみんな眠る。
どういうスタイル、時間帯、サイクル、その過不足、
人それぞれに状況はちがうかもしれないけれど
それでもみんな「眠る」ことは間違いない。

睡眠についての悩みって、人それぞれ

夜眠れない。
夜中に目が覚める。
朝起きられない。
昼眠くてしょうがない。
朝早く目覚める。
生活が昼夜逆転している。

パッと思いつくだけでも
いろんな悩みがあるわけで。

睡眠の悩みって、本当に千差万別で人それぞれだと思います。

上手か下手かはあるかもしれませんが
誰でも「眠る」ことはしているのに
自分でコントロールするのが難しい。

この、自分でコントロールできないというのが
よけいに苦しいのだなあと思います。

自分が眠っていることを私たちは知らない

おもしろいなあと思ったのは
粂和彦先生の『眠りの悩み相談室』

私は人に睡眠の話をする時
この本を参考にすることが多いです。

序盤にあったここなんて、ほんと最高。

蒙が啓けた。

 考えてみると私たちは、眠ってしまった後には、自分が眠っていることを「知りません」。不眠症に悩む方は、「目がさえてしまって眠れない時間」が苦しいのであって、眠りに入る瞬間には意識がなくなるので、その瞬間に「苦痛から解放されて嬉しい」と思うことは残念ながらありません。そのように思えるのは、翌日の朝、目を覚ました時であって、昨晩は思ったより早く眠れてよかったと後から感じることになります。

 不眠症の方が、眠くないだけで眠らなくて済むのなら、苦しくはないはずです。苦しいのは「眠りたい」と思っているのに、「良い眠りをもたらしてくれる眠気が足りなくて眠れないからなのです。そして、なぜ、「眠りたい」と思うかといえば、眠れないと翌日がつらいからです。ですから、なぜ眠るのかと言えばそのことによって疲労を回復し、元気を取り戻すためだとも言えるでしょう。

粂和彦『眠りの悩み相談室』ちくま新書

ほんとだー!!

眠りに関する悩みは数あれど
悩んでいるのは「意識がある時」だー!!

いや、当たり前といえば当たり前の話なのですが
ここのところ、私、なんか、ピシャーっときたんですよね。
ピシャーっと。

睡眠の悩みって、その悩みが起こるのは、「意識がある時」だけ。
「起きている時」だけなんだなーと。

眠りの悩みは千差万別数あれど、悩みが起こるのは「意識がある(起きている)時」だけ。

というわけで、粂先生は
人が意識できるのは起きている時の「眠気」、というお話をされています。

夜眠れない方、不眠症の方は「眠気」が不足していることに悩み
昼眠くてたまらない、過眠症の方は「眠気」が過剰であることに悩むのだ、と。

なので、悩みというのは「睡眠そのもの」かもしれませんが
それを意識したり変えたりできる部分は「睡眠そのもの」にはない、というのが
大きなポイントといえましょう。

「睡眠」でなく「眠気」に注目してみる

私は以前の職場で働いていた時、 睡眠の知識がなかったあの頃
よくよく考えてみたら、夜自然に眠くなることがあまりなかったんです。

夜遅く帰宅して、ごはん作って
お酒を飲みながら食事して
お酒の力で眠くなって、寝る。

みたいな。

睡眠の知識を身につけたら
はずかしすぎて穴があったら入りたいような
だらしない生活を送っていたわけです。

あの頃の私は、自然な眠気をもよおすことなく
お酒の力で眠くなって寝るのが当たり前だったのです。

夜、自然と眠くなるという感覚を失っていました。

「眠り」を大切にする生活を送るようになって
夕方くらいから眠気を感じるようになってきたのですが
そこで初めて気づくのです。

昔は自然と眠くなってた!と、いうことを。

皆さんはいかがですか?
夜、自然と眠くなりますか?
私のように夜眠気がもよおす感覚を忘れてしまっている人はいませんか?

いい時間に眠気を感じているかどうか
それも、自分にとって睡眠が足りているかどうかの
目安になるかもしれません。

それでは、また。

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